「夜になると寝てくれない...」
シニア犬の夜泣き・徘徊、今日からできる安眠対策
昼間はぐっすり寝ているのに、家族が寝静まる時間になるとソワソワし始める愛犬。
部屋中を歩き回る足音や、止まらない夜鳴きに、飼い主さんも限界を感じていませんか?
これは「日没症候群(Sundowner Syndrome)」とも呼ばれ、犬の認知症(CCD)によく見られる症状の一つです。
でも、諦めないでください。環境と習慣を少し変えるだけで、愛犬もあなたも、また静かな夜を取り戻せるかもしれません。
なぜ夜に徘徊・夜鳴きするの?
- 🌙 体内時計の逆転: 脳の機能低下により、「昼は起きて夜は寝る」というリズムが崩れています。
- 🔦 不安と混乱: 暗くなると周りが見えにくくなり、「ここはどこ?」「家族はどこ?」とパニック(見当識障害)を起こしやすくなります。
また、関節の痛みで「寝る体勢が辛い」ために起き上がって歩いているケースもあります。まずは原因を探ることが第一歩です。
今すぐできる!環境の「安眠」対策
1. 完全な真っ暗闇にしない
視力が落ちたシニア犬にとって、暗闇は恐怖です。足元が見えない不安から徘徊が悪化することがあります。
コンセント式の常夜灯(ナイトライト)を活用し、部屋全体をほんのり明るくしてあげましょう。これだけで落ち着く子は意外と多いのです。
2. 「徘徊用サークル」を作る
部屋中を歩き回ると、家具の隙間に挟まって鳴いたり、転倒して怪我をするリスクがあります。
お風呂マットやヨガマットを敷き詰めた円形のスペース(子供用プールなども代用可)を作り、そこを「安全な徘徊場所」にしてあげましょう。ぶつかっても痛くない環境なら、歩き疲れて自然に寝てくれることもあります。
3. 寝床の見直し
関節が痛む老犬には、高反発の介護用ベッド(床ずれ防止マット)がおすすめです。
体が沈み込みすぎない硬さのものを選ぶと、寝返りが打ちやすくなり、夜中に痛みで起きる回数が減るかもしれません。
体が沈み込まない高反発タイプがおすすめ
生活リズムを整える習慣
1. 日光浴と「プチ運動」
昼間に太陽の光を浴びることで、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を促します。
歩けなくてもカートで外に出たり、窓際で日向ぼっこをするだけで十分です。無理のない範囲で脳に刺激を与え、「今は昼だよ」と教えてあげましょう。
2. サプリメントの活用
獣医師と相談の上、メラトニンや抗酸化成分(DHA/EPAなど)を含むサプリメントを取り入れるのも一つの手です。
※自己判断での投与は避け、必ず動物病院で相談してください。
【保存版】深夜3時の「やってはいけない」リスト
❌ やってはいけない
- 叱る・大声を出す: 恐怖でパニックが悪化します。
- 無視し続ける: トイレや痛みなどのSOSの可能性があります。
- 無理に寝かしつける: 逆に興奮させてしまいます。
⭕ 正しい対応
- 優しく声をかける: 安心させてあげましょう。
- 水を飲ませる: クールダウンになります。
- トイレへ誘導する: 排泄したら落ち着くことも。
最後に
夜泣きや徘徊は、飼い主さんの身体的・精神的負担が最も大きい介護の一つです。
「明日も仕事なのに...」とイライラしてしまう自分を責める必要はありません。
どうしても辛い時は、一時預かりや動物病院に頼って、あなた自身がぐっすり眠る夜を作ってくださいね。
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※本記事は特定の商品を推奨するものではありません。愛犬に合ったものを選んであげてください。